社会保険労務士とは

文責:社会保険労務士 大原啓介

最終更新日:2023年07月13日

1 社会保険労務士について

 社会保険労務士(社労士)は、労働保険・社会保険などの社会保険制度に関するスペシャリストです。

 ご本人や会社に代わって事務手続きを行ったり、相談、あるいは指導を行ったりすることができる国家資格です。

 特に、厚生年金・国民年金など公的年金制度に関する書類の作成や提出の代行、手続の代理は、社会保険労務士だけに許された専門業務とされています。

2 公的年金制度とは

 公的年金制度は、憲法25条に定められた生存権(健康で文化的な最低限度の生活を営む権利)を具体化するための制度です。

 この制度は、高齢や障害が原因で働けなくなった人々が経済的に困窮することを防ぐ、非常に重要な社会保障制度です。

 しかしながら、公的年金制度の内容はとても複雑な上、法律改正が頻繁に行われるなど、一般の方々には大変理解しにくいものとなっています。

3 社会保険労務士の役割

 社会保険労務士は、公的年金に関する業務を取り扱う唯一の国家資格者として、数多くのお客様から年金に関する様々な相談を承り、書類の作成や提出の代行、事務代理等を行っています。

PageTop